ズグロシロハラインコの飼育についてまとめる。【性格、寿命、価格、飼いやすさ、などなど】

インコ・オウム
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お越しいただき有難う御座います。飼育員かずよ(@keeperkazuyo)と申します。

ズグロシロハラインコっていう鳥をご存知でしょうか。

頭が黒くてお腹が白い、頬はオレンジで羽は緑の、ただただ可愛いインコです(分類学的にはオウム)。

このブログにたどり着いた方はズグロシロハラインコについて大体ご存知かと思いますが、知らない方のために我が家のあんずさんをご紹介します。

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はい、可愛いぃー。可愛いの権化

今回は、そんな可愛いの化身、ズグロシロハラインコの飼育方法や鳴き声、飼いやすさなどを実際に飼育している経験を元にまとめていきたいと思います。今後飼育していみたいと思っている人の参考になれば嬉しいです!

 

ズグロシロハラインコの原産地・平均寿命など

まずは基本情報から。

ズグロシロハラインコの英名は「Black-Headed Caique」。
オウム目オウム科シロハラインコ属に属します。

ズグロシロハラインコは南米ブラジルのアマゾン北部の熱帯雨林、ベネズエラ南部、ギアナ高地に生息しています。寿命は20年前後体長は大人で25㎝ほどで体重は150g前後になります。

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国内にもブリーダーがいますので、そんなに珍しいインコではありません。流通価格は25万円前後なので、人によっては高いと感じるかもしれません。

シロハラインコ属というくらいなので、この属にはズグロの他に「シロハラインコ」という種類もいます。

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Wikipediaより引用

色違いのように見えますが、同じ属の別種になります。
どちらかというと、ズグロシロハラインコの方が日本ではメジャーな気がします。

ズグロシロハラインコの性格

ズグロシロハラインコはどんなインコですか?って聞かれると脊髄反射で「可愛い」って答えてしまうほどズグロの魅力に支配されてしまっている私ですが、それでは全然特徴を伝えきれておりませんので、もう少し詳しく説明いたしましょう。

ズグロシロハラインコは人懐っこく、陽気というか明るい性格の子が多いです。
歩いたり走ったり跳びはねたりすることが得意で、人に慣れれば掌でひっくり返って遊びます。

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また、賢いので人とおもちゃを使ってコミュニケーションをとることができます(輪投げや玉入れ、おもちゃのお片付けなどなど)。

逆にお歌やおしゃべりは苦手です。できても音真似くらいでしょうか。もちろん個体差あります。

SNSで#ズグロシロハラインコのハッシュタグを検索すると賢くて可愛い子たちをたくさん見ることができます。うちのあんずは飼い主の教え方にセンスがないので何も芸はできませんけどね・・・



ズグロシロハラインコの飼育環境

ケージ

ズグロシロハラインコは中型サイズのインコになるので、頻繁に放鳥をしてあげるにしても、それなりに大きいサイズのケージが必要です。

ちなみに、我が家ではラビットケージを使っています。今ではラビットケージのような鳥用ケージが売られていますが、昔はなかったんですよねー。

 

このタイプのケージは横幅が60㎝あるので、垂直方向よりも水平方向に遊びたいズグロシロハラインコにおススメです。おもちゃもたくさん吊るせます。

餌は、ペレット中心に与えています。シードも与えていますが、シードばかり与えるとペレットを食べなくなってしまう可能性があるのでおやつ程度が良いでしょう。

またシードの与えすぎは肥満にもつながりますので注意が必要です。

 

我が家では下のリンクのペレットは与えていますが、メインフードのペレットはインコ専門店から購入しています。

インコにも餌の好みがあるので、いろいろ試してよく食べてくれるフードを与えるのが良いでしょう。

餌箱のほかに水入れも必要です。必ず設置しましょう。

保温器具

日本でペットとして飼育されている「インコ」や「オウム」全般に言えることですが、みんな「寒さに弱い」です。それもそのはず、だいたいのインコたちが南米やアフリカなどの熱帯の地域で暮らしています。

ズグロシロハラインコも上記したように南米の暖かい森の中で暮らしています。したがって、冬場は保温器具が必須です。

 

我が家ではこちらをケージの外側に取り付けています。我が家の場合、冬場はヒーター + バスタオルをケージにかけていますが、専用のビニールシートが売っていますのでそちらの方が保温能力は高いでしょう。夏場の冷房対策にも使えます。ヒーターの温度は28度前後で、上がり過ぎを防ぐためにサーモスタットをつけてあげましょう。

 

おもちゃ

ズグロシロハラインコはおもちゃで遊ぶのが大好きです。我が家ではいろんなおもちゃを買い与えては壊され、買い与えては壊され・・・を繰り返しております。いいんです。あんずが喜んでくれるなら・・・!

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おもちゃはね、飼い主と愛鳥さんのコミュニケーションツールにもなるので、いろいろ試してみるといいと思います。

しかし、おもちゃと愛鳥の相性が良くないとマイナスに働いてしまう場合もあります。

たとえば以前SNSで、ロープ型の止まり木を使用していた愛鳥さんが、ロープの糸くずを素嚢にため込んでしまって、手術をしたが亡くなってしまったというお話が広まりました。

同型のロープ、あんずもずっと使ってるんです。でもそれはあんず自身も足場として使っていて全くかじろうとしないので、今も使い続けております。

愛鳥に新しいおもちゃを与えるときは、そのおもちゃでどのようにして遊んでいるのか、壊れた後の破片はどうなったのかをしっかり確認してあげるのがよいでしょう。

 

ズグロシロハラインコの鳴き声は?賃貸OK?

ズグロシロハラインコは飼いやすいインコだと認識していますが、鳴き声は凄まじいものがあります。

ドキュメンタリー番組とかで、「ここは、南米ブラジルの市街地から◯◯キロ離れたアマゾンの奥地・・・」とかナレーションが言っているときに聞こえてきそうな鳥の鳴き声です。

人それぞれ感じ方はあるかと思いますが、正直うるさいです。けたたましいです。インコやオウムは夜中に鳴き叫んだりすることは基本的にないですが、日中はよく鳴いてます。呼び鳴きだけでなく、我が家のあんずは一人でおもちゃで遊びながら鳴いてることもあります。

我が家は大型犬可の賃貸に住んでいます。また家を借りる段階でインコ飼育の許可を得ていますので問題ありませんが(もちろんご近所様には気を遣っています)、インコ可の物件だとしてもご近所様によっては苦情がくる可能性はあると思います。近隣への配慮は必要でしょう。

控えめに言って、最高に可愛いズグロシロハラインコ

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いろいろ書きましたが、全部ひっくるめてズグロシロハラインコの魅力ではないでしょうか。

気になっている方はぜひぜひお店に足を運んでみましょう。あなたもきっと愛くるしい姿の虜になるはず・・・!

 

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