コンパニオンバードについて。【みんな、鳥と暮らそうぜ】

  • 2018.07.21
コンパニオンバードについて。【みんな、鳥と暮らそうぜ】

「コンパニオンバード」って言葉、ご存知でしょうか。

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家族や友達・伴侶のように位置付けて、われわれ人間に寄り添って共に生活する犬さんや猫さんなどを、「コンパニオンアニマル」と呼んだりします。

コンパニオンアニマルは動物全体を指しますが、その中でも、愛情を注いでくれる人に寄り添い、持ちつ持たれつな生活をしているインコやオウムなどの鳥のことをコンパニオンバードと呼びます。

コンパニオンバードとはどんな子たちなのか、どんな種類がそう呼ばれるのか、まとめます。

まず、コンパニオンアニマルとは

コンパニオンアニマルの代表は犬と猫で、コンパニオンアニマルという言葉が広まりだしたのは、『一緒に住んでいる動物たちは家族同然なのに「ペット」呼ばわりするのはおかしくない?』と感じる人たちが増えたことが理由にあります。

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一緒に暮らし、愛情を与え癒しをもらい、友達、もっと言えば家族である犬や猫に対して「ペット」扱いするのは違和感がある・・・
「ペット」という言葉には「所有している」というニュアンスが漂っているように感じる人も多いでしょう。

コンパニオンアニマルは「所有しているのではなく、一緒に暮らしているんだ。共存しているんだ」という意識から生まれた言葉です(法律上は「飼い主が所有している」ということで間違いないのですが、ここで申しているのは法的なことではなくて言葉の解釈と人間の感情の話です)。

ヨーロッパなどでは30年くらい前からこの考え方がありますが、ペット後進国の日本ではここ最近、そのように考える人たちが増えてきたかな?という印象です。

「コンパニオンアニマル」という言葉は、一緒に暮らしている動物は「飼い主のペット」ではなくて、人間と一緒に共同生活している家族なんだということを示しています

コンパニオンバードとは

さて、コンパニオンアニマルを踏まえての、コンパニオンバードですが。

鳥の中には人と触れ合い、一緒に生活することが大好きな子たちがたくさんいます。犬と同じで鳥も群れを作る生き物ですから、誰か(人間だったり鳥同士だったり)に寄り添っているのが好きな子が多いです。

以前、とある動物園で聞いた話です。動物ショーに出ていたオウムがいたのですが、世代交代でショーを引退した後、毛引きをするようになったとのことです(毛引きとは、鳥が自分の毛を抜いてしまうストレス行動の一種です)

そのオウムは人間と毎日一緒に居て、人間とショーにでるのが大好きだったのです。人間と触れ合う時間が減ったことが理由で毛引きをするようになったとのことでした。

人間と一緒に居れないことがストレスになる、そういう子は実は多いんです。

鳥は、犬や猫と同様に人と共同体をつくることができる生き物なのです。とても賢く人間の感情や言葉を理解できる子が多いため、また人と寄り添って生きることに適しているため、コンパニオンバードという言葉がうまれたのだと思います。



どういう鳥がコンパニオンバードになりえるのか

どんな鳥でもコンパニオンバードになることはできますが、先述したように人の感情をくみ取ることのできる中・大型のインコやオウム、フクロウなどが適していると考えられます。

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小型の鳥は雛の段階から飼育し愛情を注いであげると、飼育者にべったりの手乗りコンパニオンバードになるでしょう。

成鳥になった人に慣れていない子を、手乗り肩乗りの状態まで懐かせるのはかなりの根気が必要です。

ナウシカのように指を一噛みさせて「ほら、怖くない・・・」みたいなのを100回くらいやってやっと少し心を開いてくれるようになります。

中・大型の鳥は小型の子たちより賢い分、心を開いてくれるのが早いです。
そのため、小型の子より適していると言えるでしょう。

ラブバードって何?

コンパニオンバードとは別に、ラブバードという言葉もあります。

これはコザクラインコやボタンインコを指す言葉で、Agapornis属と呼ばれる属がそれに当たります。

この種は社会性が非常に強く、単独の相手に深い愛情を持って接する傾向があります。人間がたくさんの愛情を注いで接すれば本当に良く懐きます。そして、愛情を注いでくれた相手以外には排他的になる傾向があります。

我が家の場合でいえば、コザクラインコのビビは妻のことが大好きのため妻の近くにいる私は敵も同然です・・・

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また、ラブバード同士を一緒に飼うと、かたい絆で結ばれたラブラブなカップルが出来上がります。二人で寄り添って暮らすようになりますので、悲しいかな、この場合は人間の入る余地は残されていません。

コンパニオンバードは人間と共同生活を送る鳥全般を指すのに対して、ラブバードは特定の種類のことを指す言葉になります。

最後に

インコやオウムなどの鳥たちは、見た目も華やかな子が多く鳴き声も綺麗で(ときに喧しく)、生活に彩りを添えてくれます。

寿命も15年から大型になると30年くらい生きますので、本当に長い間あなたの人生に寄り添ってくれます。

鳥との生活の素晴らしさは、一緒に暮らしたことのある人にしかわからないものです。
いろんな人に鳥との生活に興味を持ってもらえれば幸いです!