貝を食べるトーマシー投入!【雌雄の見分け方とスネール駆除の実績】

熱帯魚・金魚

みんな憧れ水草水槽。

お洒落な水槽を作ったはずなのに、入れた覚えのない小さな貝がたくさんガラス面を這って景観を壊してしまうことがあります。

 

元ペットショップのアクアコーナーで務めていた私(ドヤ)でさえ、やっちゃいました。

 

最近、小さな貝が繁殖し始めました・・・

基本的に害はないのですが、不快なので、退治するためのお魚を投入しましたよ!

 

アノマロクロミス・トーマシー投入!

本当はスネールキラースネールという貝を食べる貝を買うつもりだったんです。

しかし2件ペットショップをハシゴした結果、どちらも売り切れてしまっていたので、今回はアノマロクロミス・トーマシーという貝を食べてくれる魚を2匹購入することにしました。

 

アノマロクロミス・トーマシー(以後トーマシー)とは、ラミレジィやエンゼルフィッシュと同じシクリットと呼ばれる仲間に属します。

シクリットは比較的簡単に雌雄を判別できます。

オスの方が少し大きく背びれの二棘目、三棘目が長いです。色鮮やかさもオスの方があります。

メスは少し小型になり背びれが同じような高さです。また成熟するとお腹が赤くなる婚姻色というのがみられます。

雌雄判別についてはラミレジィの記事にも書いていますので、そちらをどうぞ。

 

トーマシーはスネールキラーとしてとても有名です。

あ、スネールというのは水槽内における巻貝のことで、だいたい意図していない形で入ってしまった貝のことを指します。

 

繁殖したのは「カワコザラガイ」

今回増えてしまったのは「カワコザラガイ」というとっても小さな貝です。

白い米粒みたいなの、わかります?

カワコザラガイは厳密にいえば巻貝ではないのでスネールではないのですが、今回は水槽内で繁殖する害貝ということでスネールとしてまとめて話します。

 

だいたいの場合、購入した水草などに付いてきて家庭の水槽内に入ってしまいます。

5㎜もない小さな貝ですが、勝手にどんどん繁殖していきます。

とても小さい貝のため、水草の食害や水質への影響などはほとんどありませんが、観賞を阻害してしまいます。

 

この水槽では、水槽立ち上げ時以外に水草を新たに投入したことはありません。なのになぜ今になって増えてきたのでしょうか。

カワコザラガイの生態

カワコザラガイは水の「硬度」が高くなると、繁殖力を強めるといわれています。

水の硬度とは、簡単に説明すると「水の中のカルシウムとマグネシウムの含有量の指標」です。

硬度が高い(低い)≒pHが高い(低い)ということが言えます。

つまり、我が家の水槽はもともと酸性に寄っていた水質が、中性に近くなってしまっている(硬度が高くなってきている)、そしてカワコザラガイが繁殖しやすい環境になってしまった、ということが言えると思います。

水質が中性~アルカリに寄ってしまっているのは、水質を酸性にする効果があるソイルの能力が低下してきているからと推測できます。

 

カワコザラガイは水槽立ち上げ時から少数いたのでしょう。しかし繁殖できずほとんど目に付かなかった、ということでしょう。

 

カワコザラガイの駆除方法

そんなカワコザラガイを駆除するためにトーマシーを投入したのですが、カワコザラガイをトーマシーがどのくらい食べるかは正直未知数です。

トーマシーはサカマキガイ(一般的なスネール)はよく食べるのですが、カワコザラガイを食べる印象ないんですよね・・・

※追記 食べるところを目撃したので記事にしました↓

 

じゃあなんでトーマシー選んだんだよ!!!チェリーバーブとか選択肢あるだろう!!って言われそうですが、単純にシクリットが好きだからじゃ!!!!

トーマシーだけに任せっぱなしにするのも申し訳ないので、こちらもできることはやります。水槽の水質を改善させましょう。

そもそも、水草水槽は弱酸性が適しています。管理に手を抜きすぎてました申し訳ありません。

二酸化炭素を添加すると水質が酸性に寄るので、日中は二酸化炭素を強めに添加します。

 

トーマシーと二酸化炭素の力でカワコザラガイが減っていくのか、様子を見てみようと思います。

 

トーマシー投入のデメリット

貝を駆除してくれるトーマシー。派手過ぎず地味過ぎず、個人的にはとてもタイプなのですが、良い話には裏がある。トーマシーを飼育する際のデメリットもしっかり語っておかなければなりませんね。

気性が激しい

THEシクリット。トーマシーもご多分に漏れず、気性が激しいです。

他の魚種を執拗に追いかけ回すようなことはありませんが、同種ではよく小競り合いしています。

小さい水槽での混泳は不向きです。混泳させたいならば60センチ以上の水槽を選択しましょう。

エビも食べる

食いしん坊トーマシー。トーマシーはスネールだけでなくエビも食べます

稚エビはトーマシーでなくともすべての魚が食べますが、トーマシーはそこそこのサイズのエビにさえ突きに行きます。

エビが入っている水槽にトーマシーを投入するのはあまりお勧めできませんが、どうしても・・・という場合は水草をたくさん入れてえびの隠れ家を作ってあげましょう。

我が家の水槽もチェリーシュリンプが繁殖して大・中・小おりますが(おるんかい)、隠れ家が多いからか、中以上のサイズは食べられずに生存できています。

 

その他のスネールを食べる生き物

トーマシー以外でもスネールキラーとして働いてくれる生き物はいろいろといます。

ただ、「スネールを食べる能力」と「混泳」には個人的にある程度相関があると思っていて、貝をめっちゃ食べてくれる、劇的に減らしてくれる種ほど混泳には不向きです。

スネールを食べる能力が強い順に有名種をならべると下記のようになります。

  • アベニーパファー
  • バジスバシス、トーマシー
  • スネールキラースネール
  • チェリーバルブ

(飼育員かずよ調べ)

アベニーパファーはめっちゃスネールを食べてくれますが、他の魚のヒレもガンガンかじります。混泳には全くお勧めしません。

バジスバジストーマシーなどのシクリットは前項で述べた通りで食べてはくれますが、気性が激しいです。

スネールキラースネールはめっちゃ食べてくれますが、なんせ貝なんで歩みが遅い・・・。減る速度より敵が増える速度の方が早い場合があるので投入数をコントロールしなければなりません。

チェリーバルブはぼちぼち食べてくれますが、普通に人工飼料もよく食べるので、お腹が空いてないとスネールを食べに行きません。能力としてはこの中で一番低いでしょう。

 

まとめと余談

この世の中に「害虫」というカテゴリーは実際は存在しなくて、人間が勝手にそう括って呼んでるだけなんです。人間に害がある(ように感じる)から害虫。

生態系ではしっかりと役割をこなしているスネールたちのことを害虫呼ばわりするのは正直申し訳ない・・・んですが、景観が悪くなるんでしょうがないんです。駆除するほかないんです。だって求めていないんだもの。

トーマシーと水質改善で減ってくれれば有難いですね。

 

 

余談ですが、今回トーマシーを買うときも店員さんに雌雄取ってくれと頼んだんですが、捕まえて見せてくれる子たちがどれもこれもメスメスメスメス。

入れ替えてもらうのが申し訳なくなるし、生態にも負担かかるんで、途中で根負けしてメスメス購入しました・・・

頑張れ店員さん!!

 

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