水族館のサメたちはなぜ小魚を食べないのか。

熱帯魚・金魚

お越しいただき有難う御座います。飼育員かずよ(@keeperkazuyo)と申します。

 

みなさん、水族館好きですか?

我が家は水族館大好きです。妻とは結婚する前からよく水族館に行っていました。

水族館に行くと大きな水槽に大小さまざまな魚が泳いでいます。あっちにもこっちにも魚がいて、みているとワクワクしますよね!

 

ところで、みなさんはその水槽見て「なんで大きな魚は、小さな魚を追いかけて食べないのだろう」って思ったことありませんか?

私は小さい頃よくそのように考えていました。

今日はその理由を説明しますよ!大した理由じゃないよ!

 

水族館の魚たちはお腹いっぱい

はい。もう答え言っちゃった。

魚達は必要以上にご飯を食べません。

魚達には満腹中枢という概念がないと言われていますので、与えたら与えた分だけ食べますがそれでも限界があります。

胃袋に入りきらなかったら吐き出します。

給餌の時にしっかりと餌を与えていれば、他の子達を襲う心配が減るということです。

環境に馴染んでいる

また、他にも理由はあります。

 

魚達はその環境に馴染んでいて小魚が泳いでいるのが当たり前になっているのです。

なので襲われることは少ないです。

例えば、水槽に新しい小魚を搬入すると、その子はこの水槽に慣れていないので最初は不自然な動きになるんです。

そういう子は襲われてしまう場合があります。

 

熱帯魚を飼育したことがある人は見たことがあるかもしれませんが、家の水槽に新しく魚を入れると、最初は先住の魚に少し追われるんです。

それが同種や近縁種だとしてもです。それが捕食魚と被食魚なら尚更です。

みんなが慣れてくると追われることは減っていきます。

 

それでも食べられてしまう可能性はゼロではない

とは言っても、全く食べられない訳ではありません。

やっぱりたまには食べられてしまうこともあるので、適時魚たちは追加されているんです。

魚の搬入は平日の日中に行っていることが多いのでタイミングが合えば見ることが出来るかもしれませんね!

最後に

どこの水族館にも大体の場合、メインの大水槽が設置されています。

私が見た中で一番すごかったのはやっぱり美ら海水族館の「黒潮の海」とよばれる大水槽ですね。

ジンベイザメも複数泳いでいて規模が違います。多方面から見ることができ、約70種の魚が泳いでいます。

この中には捕食する側される側どちらも泳いでいます。

なぜ追っかけまわしたりしないのかということを知っていれば、また違った視点で水族館を楽しむことができるかもしれませんね!

 

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