唐揚げ・竜田揚げ論争

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日常の会話の中で、

「唐揚げはあんまり好きじゃないけど、竜田揚げは好き。」

とかいう会話をしたことはないだろうか。

先日も社内で、「サバの唐揚げは買わないけど、竜田揚げだったらいいよね」という話を小耳にはさんだ。

この話をしていた人たちはどういうつもりでこの二つの食べ物を解釈してるんだろうかと、すごく気になった。

この二つの食べ物について気になったのはこれで4回目くらい。恋かな。

私は大学生のころ、居酒屋でアルバイトをしていた時、

暇があれば(その職場で)鶏の唐揚げ(と言われていたもの)を食べていたせいで、

今は鶏の唐揚げを食べると胸やけがするようになってしまった。

唐揚げは嫌いか好きかと聞かれたら、今は嫌いだ。

でも竜田揚げと呼ばれるものは好きだ。

・・・とりあえず、私の話は置いておこう。 

ちょっと気になったので、唐揚げと竜田揚げ、どう違うのかいろいろと調べてみた。 

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唐揚げは空揚げ?

私の中の両者のイメージは、

『唐揚げ』は『空揚げ』とも書くので 味付けなしで衣のみ(片栗粉or小麦粉)つけて揚げたもの、

そんでもって、『竜田揚げ』は酒や醤油、みりん、にんにく、しょうがなどで味付けしたものに片栗粉つけて揚げたもの、という感じ。

ただイメージを書いてはみたが、これでは私が居酒屋で作り方を習い、

いまだに家でもこしらえる鶏のアレは『唐揚げ』はなく、『竜田揚げ』だということになる。 困った。

まず、『唐揚げ』についてだが

いろんなサイトから参考文献になるものを探していると、 こちらのNHKのサイトに、


その後明治以降になると、「虚揚」や「空揚」といった漢字表記の料理名(魚や肉をあげたもの)がみられるようになります。これは、てんぷらなどとは違って衣を付けずに(あるいは食材から出る水分をおさえる程度の片栗粉などをまぶして)揚げたもので、「衣が空(から)」だからこのように書かれたのでしょう。この調理法は、現代の「からあげ」に通じます。 

NHK放送文化研究所より

という記載があったので、唐揚げに対する私の仮説はあながち間違ってもいなそうだ。

他のサイトには「唐揚げは小麦粉をつけて揚げるやつ」とか書いてあったが、

鶏の唐揚げに限定して考えると、最近の居酒屋では小麦粉付けてるやつをあんまり見かけない。

私自身も居酒屋バイト時代は片栗粉で教えられた。

これに関しては時代が変わってきたというのが理由とのこと。

竜田揚げの由来は?

竜田揚げの由来についてはこちらから参照。

「竜田」は、奈良県の北西部を流れる「竜田川」のこと。 竜田川は、『百人一首』でも「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」と詠まれているほど、古くから紅葉の名所として知られる。 竜田揚げは、赤褐色に揚がり、所々に片栗粉色の白い部分があることから、紅葉の流れる竜田川に見立てた命名である。

語源由来辞典より

 またWikipediaに、

竜田揚げ(たつたあげ)とは、魚類・食肉(食材)を醤油やみりんなどで下味を付け、片栗粉をまぶし油で揚げた料理・調理である

 
との記載がある。

私の竜田揚げのイメージも間違っていなそうだ。

じゃあ、両者の違いはなんだ?

 『唐揚げ』と『竜田揚げ』について調べてみたが、

違いについて書いてあっても、別のサイトではそれが否定されていたりして、

いまいち要領を得ない。 

下味の問題かと思ったが、

Wikipediaの唐揚げの欄を読んでいると、【下味の有無は問わない】と書いてあるではないか。

唐揚げにも片栗粉を使うようになった現在、この両者に明確な違いがなくなってきているようだ。 

まとめ

 私が今回調べた結果わかったことは、

・唐揚げ=本来は小麦粉を使って揚げる。具材は肉類や魚介類、野菜など特に何でもいい。
     下味については問わない。

・竜田揚げ=由来は奈良県竜田川。
      臭みのある肉類・魚介類に下味をつけて、片栗粉を使って揚げる。

・しかし食の多様化で現在はほとんど違いがない。

である。

調べ終わって思ったことは、明確な違いがない現代においては、

「結構どうでもいいな、これ」っていうことと、

居酒屋で教えてもらった唐揚げは、実は竜田揚げやん、ということだ。

そしてもう一つ。これはすごく大事なことだが、

私が嫌いなのは唐揚げではなく竜田揚げで、

その中でも鶏の竜田揚げが嫌いだということに今回調べて気が付いた。

でも唐揚げに嫌気がさしてから今日まで、

唐揚げは避けて、竜田揚げについてはさほど避けずに生きてきた。

ということは、

つまり私は「鶏の唐揚げ」というコトバが嫌いなのだ。

実は、今日はとても大切なことに気が付くことができたのかもしれない。