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モミジを種から育てる日記、シーズン2。
昨年の失敗を糧に、2年目の挑戦。
今年は、芽が出ましたよ!
過去の日記はこちら。
2か月半ほど休眠させた種
前回のエントリーが12月2日。今回種を植え付けたのが、2月10日。
約2か月半ほど、チルド室で休眠させていました。
植物の種(や蕾)を発芽(開花)させるには一定期間低温にさらさせる必要があります。その後、気温の上昇に伴って発芽(開花)していきます。これを休眠打破といいます。
チルド室に入れていたのは、種を低温にさらして冬の状態にするためです。
画像のように湿らせたキッチンペーパーで種をくるんで、ジップロックに入れてチルド室に入れていました。
前回のエントリーでは、「水が腐らないようにキッチンペーパーは1週間に1回くらい変えましょうね」と書いたんですが、私は2か月半の間、2,3回しか変えませんでした。月1回しか変えませんでしたすみませんでした。
チルド室から出した時点で芽が出てた!
2月10日、「今日植えるぞ!」と意気込んで久しぶりに種を取りだしたら、なんとチルド室で芽吹いてました。
もやしかな?
結構な数の種が芽吹いてました。
これは期待できる・・・と思いましたが、ここでまた失敗すると来年に持ち越しになるので、念には念を。
モミジの土は3種類を用意
今回は、前回と同様に赤玉土と鹿沼土のブレンド土を2鉢、それと観葉植物の土を1鉢、あと鉢も土も余ってたんで余った砂の適当ブレンド土の計4つの鉢を用意しました。
左から観葉植物の土・ブレンド土2鉢・適当余りの土
赤玉土と鹿沼土を混ぜ合わせる理由について、以前ネットで調べてた時に盆栽のオススメとして書かれていました(サイトを探してみましたが見つけられません・・・)。
改めて調べてみましたが赤玉土は盆栽の基本の土なのだとか。粒のサイズにもよりますが水はけが良く、なのに粒の中に水をためる性質もあって根の成長がよい、らしいです。
ふむ。よくわかりませんが、ちょうど良い保水力と理解しました。
鹿沼土は火山性の酸性土らしいです。水はけがそこまでよくないので、水の与えすぎはカビの原因になるらしいです。
以前土を調べたときは銀杏を育てようとしていたので、銀杏に適したブレンドだったのかもしれません。
今回調べた感じだと赤玉土だけでよさそうですし、芽吹かせるためには赤玉土である必要もなさそうです。
一週間で芽が出た!
植え付けした日から毎朝鉢を確認して、水切れを起こさないよう水を与えていました。
正直2,3日で芽が出ると思ってました。もやしみたいになってましたし。
でもなかなか芽が出てこない。土の中深くに植えすぎたかなとか思って植えたところを少し掘り返してみたりもしました。←
そわそわしながら1週間が経過した2月18日、やっと芽が出ました!
全然予想していないところから双葉が出ていました。もやしみたいになったやつを植えたところから最初に芽が出ると思っていたので、見落としていました。
毎日観察してたくせに気が付いた時には双葉が見えていたので、土から顔を出したのは17日ぐらいかもしれません。
盆栽づくりに一歩前進
このまま育てて、葉が5枚ほど付いたところで個別に植え替えていこうと思います。
妻からは鉢を減らせとワーワー言われていますが、めげずに戦います。
3つくらいは盆栽用にして、2つは大きく育ててみようかなと妄想中です。
ただ、芽吹かせた銀杏は見事に枯らした男なので、まずはこれらを枯らさないことに専念したいと思います。
To be continued.
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