また、この季節がやってきました。
そう。モミジの種採集の季節!
去年のリベンジマッチです!
去年の育てる日記(失敗編)はこちらモミジを種から育てる日記。その①:種、採集してきたよ。
この季節を待っていました。
ただ待っていたわけではありません。
しっかり一年イメトレという修行もこなしてきました。
元気なモミジを芽吹かせるイメトレをね!!!
去年と同じ木で種採集
今年も去年と同じ木で種を採集してきました。
今年はシーズンオフ期間に他の種を取れそうな木を見つけていたんですが、いざ採集に行くと木がデカすぎて全然取れるところに種がない・・・
ということで、去年と同じ木だけから採集。(修行の成果はどこに)
去年はモミジが色づいてから採集に行ったんです。そしたら、もう結構種が落ちてしまっていて数を集められませんでした。
今年はちょっと早めに採集に行きました。
イチョウも紅葉する前に銀杏の実を落としますよね。たぶんそれと同じで、実を落とすのは紅葉するより少し前です。
ということで、葉が青いうちに実を取ってきました。
去年よりたくさん集めましたぞ!種類は去年と同じでイロハモミジ。たぶん。Maybe.
給水&冷蔵庫で休眠
ここからはレベルアップした私をお見せします。去年の私とは違いますゼ。
去年はそのまんま植えて芽が出るのを待ちましたが、今年はしっかり手順を踏みます。
まず、種に給水させます。
いらないプロペラの部分を除去して、水をためたタッパーへin!
一般的に果実と呼ばれる部分には発芽抑制因子が含まれていて、果実が付いたまま土に植えても植物は目が出にくくなっています。
モミジの種はどうなのかというと、よくわかりません。
プロペラを除去した種は結構硬くて、果実(生物が食べそうな部分)なんてなさそうです。
なのでそのまま水につけました。(修行の成果はどこに)
丸一日水につけて、それを湿らせたキッチンペーパーに挟んで、ジップロックに入れて冷蔵庫へ。
種子は寒い冬を乗り越えて、春に芽吹きます。
給水させて冷蔵庫へ入れるのは、種を擬似越冬させるためです。休眠打破というやつです。
ただキッチンペーパーに包んだまま春まで放置するとカビが生える可能性がありますので、数日おきにメンテナンスしてあげる必要があります。
また、ジップロックを完全に閉じてしまうと種が呼吸ができないので、少し隙間を空けておきましょう。
本来はこのまま春まで寝かせて、暖かくなった頃に種蒔きします。
でも春までこのまま冷蔵庫に入れておくと、私の性格からしてキッチンペーパーを取り替えるのを途中で忘れてしまってカビ生やしそうなんで、様子を見ながら二週間ほど保管して、その後半分は種蒔きして室内で育てようと思います。
残りの半分はカビを生やさないように頑張って、春に蒔きます。
最後に
最近妻に、「しっかりしてそうでアホだよね」って言われるんです。
自分でもそう思います。詰めが甘い。
半分を植える戦法はその詰めの甘さを見越した上での対策です。えっへん。
この戦法で今シーズンこそ、しっかりと芽吹かせたいと思います。
モミジの盆栽を種から作るために!!
続きを乞うご期待ください。
To be continued.
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