盲導犬ロボット。

犬は人間の生活を様々なところでサポートしてくれている。

警察犬や災害救助犬、盲導犬。

他にも様々な分野で活躍している犬たちがいる。

犬は人の何十倍も鼻が利く。

それを活かして人命救助のサポートをしてもらう。とても有難い人間のパートナーだ。

盲導犬にしたって、目の不自由な方々からしたらとっても大切なパートナーである。

一度一緒に暮らし始めると、欠かせない存在になるだろう。

ただ、盲導犬に対しては、最近考えることがある。

 

これだけ様々な技術が発達してきている時代だ。

盲導犬の代わりになるロボットを作れないのだろうか。ということである。

救助犬も盲導犬も人間のエゴであると言えばそうだが、私が気にかけているのは盲導犬が盲導犬でいる間、感情を押し殺しているという点である。

(本当は違うのかもしれない。そういう性格の子を選んでいるだろうし、そこまで無理はしていないかもしれない。ただ私には救助犬より盲導犬の方がそのように感じる、ということ。)

気になって調べてみたら、とある企業が盲導犬ロボットの開発を行っていることを知った。

テレビ番組でも取り上げられたことがあるらしい(私はテレビを持っていないので知らなかった)。

よくコンビニのレジ横に盲導犬支援の募金箱があるが、今後投資すべきなのは盲導犬ではなくて盲導犬ロボットではないだろうか。

 

犬だって、感情を持って生きている。

盲導犬として活躍できる期間があり、それを過ぎると自由に暮らせるということも知っている。

それでも、自由な生活ができる期間が長いに越したことはない。

(こういうことを考えると動物園だって人間のエゴだと考えてしまうが、これに関してはまだ自分の考えがまとまっていないので割愛。)

もちろん、盲導犬を否定しているわけではなく、技術が確立したら盲導犬すべて廃止して、すぐに切り替えよう!とか言っているわけでもない。

ただ、徐々に、徐々に、盲導犬ではなく、代わりになるロボットに切り替わっていければいいなあ、その方が犬にとっても有難いんじゃないかなあ、と犬大好きな私は考えるわけである。

視覚に代わるロボットがつくれるのであれば嗅覚(救助犬)に代わるロボットが出てくるのも
そう遠くないかもしれない。

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