先日、お笑い芸人のキングコング西野さんが描いた絵本、『えんとつ町のプペル』の絵本展に行ってきました。
何かと話題になるキングコング西野さん
自分で週4で炎上してるというくらい、何かと話題になるキングコング西野さん。
私は同氏のブログも読んでいて、同氏の活動には賛同の立場です。
絵本『えんとつ町のプペル』は発行部数27万部突破しているようです。(27万部売れたわけではないですョ。)
その絵本をウェブで全て公開して、これまたアンチ西野に放火されてましたね。
個人的には、西野さんがブログで説明していることは間違っていないと思うし、すごくいろいろなことを考えているなと、とても感心しています。
絵本ウェブ公開も、絵本展を撮影OKにしたのも、目的は同じで、作品をたくさんの人にまず知ってもらいたいということです。これはミュージシャンがMVのショートバージョンをYouTubeにUPするのと同じような考えですよね。
実際大成功しているんではないでしょうか。
『えんとつ町のプペル』という言葉を私がソラで言える時点で、私の中には浸透されている証拠ですし、全絵本の中で、ソラで題名言えるものって実際そんなに多くないと思いませんか。
そんなこんなで、同氏の活動には興味があったので、実際に足を運んできました。
入場無料だと思ってた・・・
意気揚々と会場に行ってきたのですが、私、入場無料だと思ってたんです。
西野さんが個展を無料でするためのクラウドファンディングを行っていたのを知っていたので。
実際行ったら、高校生以上500円かかりました。他県の会場には無料のところがあったのでしょうか。
個展は500円以上の価値あり!
個展内容ですが、まず最初に絵本を作り始めてから完成までの流れが歴史館風(?)に書かれていました。
4年半もかかったんですって!経過時間的にはオリンピックです。
4年も経てば、ファッションとかいろいろと流行りが変わってくると思うのですが、流行り廃りがあまりなさそうな絵本なので問題なかったのでしょうね。
この歴史コーナーを抜けると、絵の展示コーナーに入ります。
絵が光っててキレイ
『ハロハロハロウィン♪プペプップープペル♪』と音楽が流れている空間に入ります。
私の少ないボキャブラリーでの説明よりも、実際に見た方が感動を得やすいでしょう。こんな感じでした。
絵が、光ってます。
じーっと顔を近づけてみると、すごく細部まで書き込まれていて、本当にキレイです。
この絵本は分業制で作ったらしく、絵の上から絵を重ねていくような形で書いたらしいので、3D感があります。
細かいところまで描写されていて、こりゃ4年半かかるな・・・と思いました。
遊び心もある
一枚の絵の背景をよく見ると、バーコードがありました。
お分かりいただけるでしょうか。右の壁ですね。
背景と被っているので、実際の絵本にもあるのかどうか知りませんが、これを読み取ってみると、キングコング西野さんのLINEブログに繋がります。
ブログで絵本を広め、絵本でブログを広める。素晴らしいループですね。
ストーリーもすごく練られている
絵本展ではストーリーについては全く案内はなく、本当に個展という感じで、絵だけが並んでいます。
絵本はウェブで全て読めるので、実際に読んでみましたが、内容もすごく凝っていて、面白いです。感動します。
識字能力がついたくらいの子供ならそんなに難しくはない内容だと思います。
でも、私は【今は】、いらない
絵も内容も素晴らしい作品だと思います。
私も今年の初夏には父になる予定ですので、絵本に関してもどんなものを読み聞かせしていくか考えています。
もっとシンプルでいい
個展の出口にも絵本は売ってました。amazonでもランキング上位なのでよく目につきます。でも、現時点で私はこの本はいらない、という立場です。
理由としては、私の中で絵本はもっとシンプルでいいと思うからです。絵にしても、内容にしても。
上にも書いたように、識字能力が身について、自分で考えながら本を読めるようになった子供ぐらいがちょうどいいかもしれません。
読み聞かせをする段階の子供には、内容は難しいし(理解する必要はないかもしれないけど)、絵もごちゃごちゃ見えるかもしれません。
できるだけミニマムに生きている私としては、必要になった時に買えばいいので、現時点では、いらないかなと思ってます。
まとめ
キングコング西野さんは私たちにいろいろと考えるキッカケをいつも与えてくれていると思います。
絵本の中でこんなにも話題になった作品なんて、今まであるんでしょうか。
これからも西野さんの活動に期待しています。
絵本展も、全国で順繰り開催していますので、近場で開催になった時は、是非足を運んでみてください。
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