「ヴィーガン」という言葉をご存じだろうか。
先日、ヴィーガンの方にお会いする機会があったので、
今日はその方にお会いして思ったこと、感じたことを個人的観点で綴ろうと思う。
ヴィーガンとは
ヴィーガンとは、【完全菜食主義者】のことで、普通のベジタリアンと違い、乳製品やはちみつも取らない人のこと。
また、動物性素材の衣類も着ないし、はちみつ等が含まれるボディーソープなども使わない。
衣食住、全てにおいて動物性のものを排除している人のことを言う。
今回お会いしたヴィーガンの方は、結構有名な方。
ヴィーガンとして有名なわけではなくて、アスリートとして有名で、ヴィーガン生活を送っている方である。
その方については、オフシーズンは穀物類も取らないのだとか・・・
すごく元気で気さくだった
お会いした第一印象は、すごい物腰柔らかくて、気さくな方だな、という印象。
ニコニコしているし、すごい元気!
この方にお会いする前、ヴィーガンについていろいろと調べてみた私。
ヴィーガンについて調べてみると、マイナス面を記した記事が多数目につく。
健康被害が出た、肌が荒れた、元気がなくなった、イライラしてきた、などなど。
そして、肉類を取り始めた結果、見違えるように元気になった、と。
海外のブロガーさんで完全菜食生活をスタートした最初は好調だったが、6か月前後で体調を崩し始め、1年後には耐えられなくなり、少量の肉類を取り始め健康を取り戻した、という経過を記事にしている方がいるらしい。
余談だけど、肉類を取り始めた途端、ヴィーガンから猛バッシングを受けたとか。他の人たちより断然肉食べてないのにね。
ヴィーガンになった人たちのきっかけは、だいたい体の不調だ。
胃などが不調になり、健康的な食生活を心がけようと、野菜中心生活になり、そして、完全菜食になる。このパターンが調べていると多かった。
完全菜食になった当初は、体の不調が治り、元気が満ち溢れてくるらしい。しかし、数か月後には別の体の不調が表れ始める・・・
マイナス面が語られることの多いヴィーガンだが、実際には野菜類だけで生活している人間はいるわけで、その人たちの差は何だろうと考えた。
知識と体質か
まず、野菜だけ食べて生きていくというのは、簡単に言えば偏食だ。
偏った食事だけで生きていくのだから、体に必要な栄養を取るために、栄養学的知識が必要不可欠だと思う。
あとは体質。どんなに知識があっても、その生活が体に合わない人もいるだろう。イライラしてしまうのも、結局のところ体に合っていない証拠だと思う。
上記した海外のブロガーさんも、勉強せずに始めたか、はたまた体にその生活が合わなかったのだろう。
あと、お会いしたヴィーガンの方がいうには、よく噛んで食べることもとても大切なのだとか。その方が消化もいいし、満腹中枢も刺激されるようだ。
あなたはヴィーガンになれる?
じゃあヴィーガンのメリットは何だといわれると、添加物を一切摂取しないので体がクリーンだということ。あと、生物を食べないので環境負荷が最小限ということ。
私は別にベジタリアンではないが、野菜が大好きなので、義母から「ベジちゃん」と呼ばれている。ただ、肉を抜いて野菜だけの生活をしろとか、酪農品も抜けととか言われると、「それはできません」と答える。
生き物を食べない、毛皮を身に着けないというのは、すごく思いやりのある考えだと思う。生き物が大好きな私からすれば、とても素晴らしい思想だ。
ただ、人間はもともと猿の仲間で、サルは雑食だ。縄文時代とかそれ以前から、霊長類は肉類を摂取して生きてきた。したがって、食物連鎖で考えると、人間が動物を食べるのはいたって普通ではないかと思う。
もちろん衣類については、現代では毛皮やレザーを身につけなくても綿や化学繊維で暖かくすることはできるので、毛皮を取るための狩猟はやめていくべきだと思う。
”無駄な”殺生はやめるべきだ。
ただ、食事については、最低限の肉類は必要なんじゃないかなぁと思う。
できる人はヴィーガンになればいい。
できない人は、生き物をいただくことにしっかり感謝して、頂いていけばいい。私はそのように思う。
まとめ
いろいろとヴィーガンについて調べて、私も食生活を見直していきたいなぁと感じた。特に生まれてくる子供には、体にいいものを食べさせたい。
そういった点でも、今回ヴィーガンの人の話を聞くことができたのはとても勉強になった。
ただ気になったのは、菌類のキノコは食べるんだなぁというのと、生物由来の石油製品はどうするの?という点。
石油製品までなくせと言ったら、生活できなくなっちゃいそうだけど・・・例えば、野菜を収穫するのに機械を用いたら、その燃料は石油だし。
うーむ。
私の勉強はまだまだ続く・・・
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