ネオンテトラは混泳するならLサイズを買うべき。

熱帯魚・金魚

ペットショップのアクアコーナーにいくと、綺麗な熱帯魚がたくさんいてすごく癒されますよね。

中でも「ネオンテトラ」は昔から変わらずとても人気で、元ショップ店員の私が思うに販売数的にはずっとトップ独走なのではないでしょうか(ちなみに2番目はグッピー)。

ネオンテトラは赤と青のラインが特徴的な小型の魚で、群れて泳ぐ種類なのでまとまった数を水槽に入れるととても綺麗です。価格的にも購入しやすく、攻撃性が低いので混泳もしやすい熱帯魚です(どちらかというと襲われがち)。

 

そんなネオンテトラですが、ペットショップに行くと通常の小さなサイズ(Sサイズ)と少し大きくなったLサイズの2種類を見かけることがあります。

大体の人が歳をとった(ように感じる)魚より、長生きしそうな若い魚がいいと感じ通常のSサイズを購入していきます。

 

しかし、Lサイズにも優れた点があり、水槽によってはLサイズの方がいい場合もあります。

 

Lサイズのネオンテトラはどんな人におすすめなのでしょうか。

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Lサイズは年寄りではない

 

 

少し大きくなった熱帯魚を見ると、「大人になってるので寿命が短そうだ」と感じる人が多いと思います。その気持ち、すごくわかります。

だいたいが10年とか生きるわけではないですし、せっかく飼育するのだから少しでも長生きする魚を購入したいですよね。

大きめのサイズは寿命が短そうに感じますが、実際はそんなことはありません。飼育キャリアが長い人ならご存知だと思いますが、餌のやり方次第では熱帯魚ってすごいスピードで大きくなります。

店頭にいるSサイズとLサイズのネオンテトラについては実質2ヶ月ぐらいしか年齢は変わらないのではないでしょうか。

飼育水槽に入れる数を抑えて餌を多めに与えれば短期間で大きくすることは十分可能です。

 

 

Sサイズは餌を食いっぱぐれる子が多い

 

Sサイズのネオンテトラを「20匹ください」とか言って持って帰ると、明らかに痩せている子とか奇形気味の子とか混ざっていることがあります。

またその20匹をすでに先住の魚がいる水槽に入れてしまうと、当然先住の子たちの方がその水槽での食事に慣れているので、痩せている子でなくとも食いっぱぐれることがあります。

だったらたくさん餌をやればいいと考える人もいるかもしれませんが、魚は餌をやったらやった分だけ食べてしまいます。食べすぎて死んでしまうことも稀にあります

また餌のやり過ぎは水質を悪化させます。残った分の餌を網ですくってあげることが出来ればいいですが、大体の場合は毎日の餌やりにそんなに時間を割くことができないと思います。

どのお店も明らかに見た目がおかしい子は売らないようにしていますが、数百匹入っている水槽からまともな子だけを販売するというのは正直不可能に近いです。

Sサイズのネオンテトラの見た目ができるだけ普通の子を連れて帰っても、私の経験上様々な理由から2割から多くて4割は☆になってしまう気がします。

同時期に投入したシルバーチップの方が餌食いもよく順調に大きくなっています。同じカラシンでもネオンテトラは内気?な印象です。

 

混泳水槽にはLサイズが向いている

 

先住の魚が既にいる、ネオンテトラの仲間(カラシン)以外も水槽に入っている、などの場合は私はLサイズのネオンテトラをオススメします

少し金額は高くなりますがそれでも熱帯魚の中では安い方ですし、Lサイズは餌の食べ方を知っているので大きくなることができたわけです。ある程度サイズがあれば先住の魚に負けないで餌を食べてくれるでしょう。

またSサイズだとわかりにくい奇形も、Lサイズなら飼育初心者でも見てわかるでしょう。ちょっとおかしな魚を買ってしまうことも少なくなります。まぁ、そういう個体は売る側が本来避けるべきですが・・・。

購入するときにも失敗しづらいですし、Lサイズには価格以上のメリットがあると私は思っています。

 

 

まとめ

 

Lサイズのネオンテトラは、

  • 年寄りではない
  • Sサイズと2ヶ月くらいしか誕生日は変わらない
  • 餌を食べるのがうまい
  • 混泳水槽でも負けない
  • 買うときに奇形を見つけやすい

などなど、メリットがたくさんあります。伊達に長く生きてませんよ!←

SサイズとLサイズ、どっちを買おうか迷ったら、上記を参考にして選んでみてください!

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