この街に越してきて5年、楓と暮らし始め4年、今の家に引っ越してから3年。
つくづく感じることがあります。
この街は犬を飼っている人のマナーが悪すぎる。
今私が住んでいる家は丘の上の住宅街の中に建っているアパートで、丘へ上がる坂道の途中で道が分岐していて私の住んでるアパートまではどちらの道からもたどり着けるようになっています。つまりロータリーと言いますか、丘の上を一周回れるようになっているんです。
この丘の上の住民はペットを飼っている人が多く、特に小型犬を飼っている家が多いようです。
よく年配の女性が朝や夕方散歩しているのを見かけます。
我が家も楓がいますので、気候やライフサイクルの問題で同じような時間に外に連れ出すことが多いのですが、この家に引っ越してきてから何度もトラブルに遭っています。
それはリードを手で持っていない飼い主とその犬とのトラブルです。小型犬を散歩させるにはそのロータリーが距離的にもってこいで、アパートのある丘の上には基本的に住民しか登ってこないので交通量も少ないのです。それをいいことに、リードを離しているのでしょう。
ノーリードの犬は楓を見かけると、何が気に食わないのか一目散に駆けてきます。
我が家の楓は他の犬とのコミュニケーションが苦手で、それが他の犬を別な意味でひきつけている部分があるのかもわかりませんが、今の家に引っ越してから10回以上は小型犬に襲われています。
そしてその飼い主は100%の確率で、今のところ年配の女性なんです。
この女性たち、走って飼い主の元を離れていく小型犬を捕まえることができません。我が家の楓の元に小型犬がたどり着き、足元に飛びついてきます。私は楓を守るためにその子から楓を引き離すのに必死です。その間、女性たちは飼い犬を追いかけているんですが、なかなか捕まえられません。そしてついには転んでしまう人が多いです。
「自分は飼い犬をしっかりと面倒をみることができている、飼い犬は自分の言うことを完璧にしっかりきいてくれる」と思いこんでいる人ほど犬を過信しがちです。
飼い犬のことを本当に理解できている人は、飼い犬をよい意味で信じきっておらず興奮してヘマをすることがあるとわかっており、そういうマナー違反は侵さないものだと私は思っています。
私も黙っているだけではなく、2度もノーリードで我が家の楓に飛びついてきた犬の飼い主には注意したことがあるんです。
そしたら逆切れされて、仕舞いには「あんたみたいな飼い主も、首輪をつけてリードに繋がれてた方がいいわ!」とまで言われました。いや、そもそもあなたがノーリードだったじゃないですか・・・
自分がルールを逸脱しているとわかっている人ほど、注意したら反論してきます。
この女性に逆切れされてから、注意しても解ってもらえないしこっちの気分もさらに悪くなると思い、もう指摘するのはやめました。
子供が小学生にあがる前に、この街から引っ越す予定です。妻の実家のある街へ。
この街に来るまで、ノーリードで散歩している人に会うことなんてほとんどなかったです。
住みやすいと評判で、人口が増え続けている街ですが、私はこの街が大嫌いです。
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