ペットリテラシーが低い人が多すぎる気がします。

最近のきいた話。

ドッグランを利用されている方はご存知だと思うのですが、

ドッグランを利用する場合、大体の場所が混合ワクチンと狂犬病予防接種の証明が必要ですよね。

新規で利用しようとするお客さんにその旨の説明をすると、混合ワクチンの証明書だけ持ってきて、「混合ワクチンなんで、そこに狂犬病注射も含まれてますよ」とかなんとか言ってくる場合があるらしいです。 

店員側としては、「はい(‘_’)?」ってなりますよね。

愛犬の飼育について、正しく理解していますか

こちらは混合ワクチンの種類表です。

病気の名前 3種 4種 5種 6種 7種 8種 9種 10種 11種
犬ジステンパー 〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇 
犬伝染性肝炎 〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇 
犬アデノウイルス(2型)感染症 〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇 
犬パルボウイルス感染症    〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇 
犬パラインフルエンザ       〇  〇  〇  〇  〇  〇  〇 
犬コロナウイルス感染症          〇     〇  〇  〇  〇 
犬レプトスピラ症(カニコーラ)             〇  〇  〇  〇  〇 
 〃 (コペンハーゲニー)             〇  〇  〇  〇  〇 
 〃 (ヘブドマディス)                   〇  〇  〇 
 〃 (オータムナリス)                      〇  〇 
 〃 (オーストラリス)                         〇 


わんちゃん本舗
を参考にしました。

製薬会社・動物病院で取り扱っている混合ワクチンが違います。

また、当然ですがワクチンの種類が多いと価格が高くなります。

私は獣医ではありませんので、お勧めのワクチンなどは言えませんし、病院ごとで評価が違う場合があると思います。

ただ、「たくさん入っているものが良い」わけではないことに注意してください。

たくさん種類が入っていると、それだけ愛犬への負担も大きくなります。ワクチンによって体調を崩す場合もありますので、ここはとくに獣医師さんに相談された方がいいでしょう。

ところで、上記表に狂犬病は含まれておりませんよね。

狂犬病予防接種は義務、混合ワクチンは任意

混合ワクチンに狂犬病が含まれていないのは当たり前で、狂犬病予防接種は義務、混合ワクチンは任意になります。

混合ワクチンは親犬からの授乳による移行抗体が消滅したころ(生後二か月前後)に一回目を注射しますので、犬を飼う時点で済んでる場合もありますが(その後に2回、3回目が来ますが)、
 
 狂犬病予防接種は生後91日以上となっているので、たまーに打っていない人がいます。繰り返しになりますが、狂犬病予防接種は義務ですので、確実に毎年注射をするようにしましょう。

 

飼育する前に、最低限の勉強を

話がそれましたが・・・

実際に飼育してみないとわからないこともありますし、ペットショップでの出会いは一期一会かもしれません。

でも、子供を産む前の妊娠期間に子育てについて勉強するのと同じで、生き物を飼う時も、家族に迎えるその前に、勉強をするべきではないでしょうか。

生き物の飼育は、ノリや勢いでするものではありません

冒頭に話したお客さんも、正直なところ、そんなことも知らないで飼育しているんですか?と言いたくなる話です。

日本人はペットリテラシーが低すぎます。

生き物を飼う敷居が低いことも原因の一つでしょう。お金さえ出せば飼うことができるのですから。

私も日々、ネットや本で家族のことについて勉強しています。

ネットを見れば簡単に情報を得ることのできる時代です。

可愛い家族のために、正しい知識を身につけていきたいものです。

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