まったく生き物についての記事を書いていないが、

またまた読了した本の紹介をしようと思う。













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石田衣良 「美丘」










この小説、実は読むのは2回目である。

高校3年生のとき、友人から借りて読んだのが最初だ。



当時は市川拓司とか片岡恭一とか、恋愛小説ばかり読んでいた。





そんな中、友達から借りて読んだのが「美丘」だったのだが、

読み終わった時に感じた感情を、私は今でも覚えている。



それは、

「この恋愛小説、今まで読んだ中で最高だ・・・」というもの。




そして、その気持ちは今でも変わらない。






先日、プラプラと本屋さんをうろついているときに、ふとこの本が目に留まり、

久しぶりに読んでみたい、そして手元に置いておきたい、と思い今回購入するに至ったのだ。





約8年越しに読んでみたが、前回読んでて感じたことをまた感じたり、

当時は全く気が付かなかったことに、ふと、気が付いたりして、

すごく楽しく読むことができた。






前回も今回も気になった部分は、

「ぼく」の語り方は、「~だけれど。」で終わることが多いということ。

これも、「ぼく」の性格をうまく描写している部分の一つだと言えると思う。







あと、今回読んでいて一番気になったのは、

「美丘」を殺したのは誰だ?ということ。



本当に太一が殺したのだろうか。

その部分が最後の最後でひっかかった。 



なぜひっかかったのか。

まず、美丘の部屋に向かう途中で看護師とすれ違い、軽い会釈をしてる。

そして、「メリークリスマス」といって美丘の部屋に入った後の、

生命維持装置を外すシーン。「知らない男の手」という描写がある。

また、美丘の顔を覗き込むところのシーンは、

なぜか「~するだろう」という未来形の形になっている。

そもそも、生命維持装置を太一が外すと、太一は犯罪者になって逮捕されてしまう。

そうなると冒頭にあるように赤い髪のまま大学生活を送っているということはありえなくなる。



したがって、私は、

事前に医師や家族に連絡をしていて、美丘には太一が生命維持装置を外したように見せかけ、

実際は医師に協力をお願いしたのではないか、と考えた。


まあ、
この部分は読者自身の見解にお任せしますといった部分だろう。







この小説は映画化されているらしく、そのことについては今回、というか、今日知ったのだが、

映画のエンディングはどうなっているのだろう。



まあ、大好きな小説ほど、映像化されたものは見たくないもので、

私が映画版の「美丘」を観たり、あらすじを確認することはないのだが。 





 
何年かぶりに恋愛ものの小説を読んだが、

たまには、こういうのも新鮮味があっていいのかもしれない。

ドロドロした内容のものは疲れるので読みたくないけど。





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