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電気代や光熱費がかかるし手間もかかるから、熱帯魚ブームは去りつつあるけれど、それでも、家の中にきれいな水槽があれば、カッコイイなぁー、癒されるだろうなぁーと考えている人も少なくないはず。

今回はそんなビギナーのために、元ペットショップ従業員の立場で、わかりやすく、なるべく簡単で、魚を無駄に死なせることのない飼育方法を綴っていきます。

参考になれば幸いです。

ちなみに、今回説明する内容は「淡水魚」についてです。「海水魚」飼育は、また別の機会に・・・




お魚を飼う前に



ビギナーの方がよくしてしまうミスは、

「熱帯魚か金魚飼いたいな。よし、熱帯魚ショップに飼いに行こう!!」ってなり、

その日のうちに水槽と魚を揃えようとすることです。

これは売る側にも問題がありますが、私が働いていた時は、水槽と魚を同時に買いに来たお客さんには、魚の購入は後日着てもらうことをお願いしていました。「可能であれば、お魚は一週間後以降に買いに来てください」と。

お魚を迎えるまでの1週間ですべきこととはなんでしょうか。




飼育環境を整えよう


魚に限らず、生き物を飼育するときに大切なことは、焦らないことです。

特に観賞魚は水の中での生活だから、環境の整い具合を把握しづらい。なので、焦らないで準備していきたいところ。


水槽サイズを選ぼう


それぞれのご家庭で水槽を置くことのできるスペースは変わってくるので、ライフスタイルに合わせた水槽を選ぶことのできるよう、様々な形の水槽が売られています。

いろんな水槽がありますが、その中でもビギナーの方が選ぶべきなのが、水量の多い水槽です。

もっと簡単に言えば、横幅45㎝以上の水槽。

お一人様1点限り フレーム水槽 450(450×295×300) 45cm水槽(単体) 関東当日便
お一人様1点限り フレーム水槽 450(450×295×300) 45cm水槽(単体) 関東当日便


水の量が多いと何がいいのかというと、環境変化が起こりにくいです。

20リットルと50リットルの水槽に墨を一滴ずつ落としたら、どちらの方が黒く濁りそうかと聞かれたらどう考えても20リットルですよね。また水が少ないと水温変化も大きくなります。

極論ですが、水槽は大きければ大きいほど、日ごろのメンテは楽になります


水槽の中身を揃えよう



水槽は用意したとして、その他、最低限必要なものをあげていきます。

☆必要なもの

・フィルター
・ヒーター
・ライト
・砂利orソイル(土)


☆あった方がいいもの

・水替え用ポンプ+バケツ
・水草
・カルキ抜き(バクテリア入がおすすめ)




水槽に対しての、フィルターやライトのサイズで迷う場合は、セットの商品を買えば問題ないでしょう。

お一人様1点限り コトブキ工芸 kotobuki アクアリスト600S 観賞魚 5点 LED 60cm水槽セット 関東当日便
お一人様1点限り コトブキ工芸 kotobuki アクアリスト600S 観賞魚 5点 LED 60cm水槽セット 関東当日便


ヒーターのサイズは、45㎝~60㎝サイズの水槽であれば200wのものを付けたらOK。

金魚にはヒーターはいらないという人もいますが、水温を安定させた方が魚にも負担が少ないので、金魚でもヒーターをつけてあげるべきでしょう。



また、底面に敷く砂利や土は、人によってはいらない、掃除の邪魔だというかもしれませんが、私は底面の砂利なども環境の安定化に一役買っていると考えています。

では底面に何を敷くかですが、熱帯魚であればできればソイル(土)、金魚であれば砂利がオススメです。

ネオンテトラなどポピュラーな小型の熱帯魚は弱酸性の水質を好みます(もちろん例外もあり)。ソイルは水質を弱酸性にしてくれる効果も持っています。

それに対して砂利は、貝の破片などが混じることもあり、水質は中性~弱アルカリ性になる傾向があります。

ただどちらも長く使っているとその効果が薄れていくので、水質への影響は小さくなっていきます。



あったほうがいいものとして挙げた水替え用のポンプですが、簡単に言えば灯油を吸い上げるアレみたいなやつ。

GEX 水替え&お掃除 クリーナーポンプ 関東当日便
GEX 水替え&お掃除 クリーナーポンプ 関東当日便


なくても水替えはできるっちゃできますが、これがあれば底の方からごみを吸い上げることができるので、買った方がいいです。値段も安いし。






飼育水は一日にして成らず。



さて、水槽セットを組み立てたので、水槽に水を入れていきたいところですが、ここからが肝心です。

魚を飼うときは、水をカルキ抜きしなければならないことは大体の人はご存知のはず。

一日ほど汲み置きした水を使うか、カルキ抜き剤を使うか。

楽なのは断然カルキ抜き剤。60㎝の水槽で55リットルくらいはいるのに、それをすべて汲み置きはつらいでしょう。


テトラ コントラコロライン プラス 500ml 淡水・海水用 カルキ抜き 塩素中和 関東当日便
テトラ コントラコロライン プラス 500ml 淡水・海水用 カルキ抜き 塩素中和 関東当日便



しかし、カルキ抜きした水を水槽に入れて、準備完了!ではないことに注意しましょう。

その水はただ、水道水をカルキ抜きしただけの水であり、まだ飼育水には適していません



水槽を組み立て、水を張り、土を敷いて水草を植え、フィルター・ライト・ヒーターのスイッチを入れたら、もう、魚を入れたくてうずうずしているでしょう。

ここまで完了した状態で、一週間待ちます。まだ水槽の中はカルキがないだけのただの水だから。


ここでいきなり魚を投入しても、強い子は生き延びるでしょうが、ショックで死んでしまう子もでてきます。購入した子たちの命を一つも無駄にしないために、焦らずに。



環境をより良いものに近づけるために、バクテリア添加もおすすめします。

シマテック PSB 水質浄化栄養細菌 1000mL 光合成細菌 淡水 海水用 バクテリア 熱帯魚 観賞魚 関東当日便
シマテック PSB 水質浄化栄養細菌 1000mL 光合成細菌 淡水 海水用 バクテリア 熱帯魚 観賞魚 関東当日便


バクテリアは土の中やフィルターの中で繁殖して、水質の安定化を図ってくれます。エアレーションを入れてあげたりすると、バクテリアの繁殖を助けてあげることができます。


バクテリアが十分に繁殖して水質が安定してくるまでにだいたい1週間かかる、というわけです。






最後に





いかがでしょうか。

観賞魚を飼育し始めるにはちょっと手間がかかるなぁと感じたでしょうか。でも、命を預かる立場なので、環境を整えてあげるのは当たり前のことです。手間を惜しんではいけません。


今回は、水槽に観賞魚を入れるまでの説明でしたが、細かいことをいうと、どんな魚を入れるかで、かわる内容もあります。

その点はまた別の記事にまとめていければと思います。

次は観賞魚投入の水合わせ編です。







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